top of page
「日本の日本手拭い・其の弐」
前回は図案をデーター化していただいたのですが、今回は毛筆で描いた図案をそのまま手拭いに致します。
よって、滲みや色むらも出ますが、それも表現の一つとしてご理解下さい。
多色と染屋さんの多忙期が重なり、ご予約を頂いた方々にはご迷惑をお掛け致しますがお届が多少遅れますご了承下さい。
(詳細が送られて来次第、改めてご報告致します。)
今回は、東北震災が起きた年月日と時間をそのまま数字で表し、
桜は日本国民、
水仙は先の関東大震災のお見舞いの時、皇后陛下が皇居に咲いていた水仙の花を持参され、そっと瓦礫に供えられたという皇后陛下の優しいお心を象徴する花であり、
東北震災の時に被害に遭われた方をお見舞いされた時には、このエピソードを覚えていた被災者が自宅の敷地に咲いていた、水仙の花を差し出し皇后陛下は笑顔でこれを受け取られ、大切に胸に抱いて会場を後にされたエピソードがあり皇室と国民との深い心の結びつきの質を強く感じさせる花だと思い選びました。
年の記載については色々と御意見も頂きましたが、何年前の事なのかすら、直ぐにあやふやになり、ともすれば何月だったのかすら、当事者でない者は忘れがちです。又震災が起きた月でもないのに何故というご意見も頂きましたが、何時でも振り返られる無言の何かがあってもよいはずです。
今回は其の参の関係もあり100本制作いたします。現在50本は予約を頂いておりますが、前回同様に追加染めの予定は致しませんので予めご了承ください。
(写真は仕上がりをもう少々お待ち下さいという事で白黒に加工してあります。)
寸法90㎝×35㎝
定価¥1600円(送料込)

bottom of page